日経BP社が提供した800名限定の試写会に応募しました。
ツイッター上で情報提供してくださった加藤たけしさんに厚く感謝☆
( @takeshi_kato )
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■ソーシャル・ネットワーク
監督/デヴィッド・フィンチャー
脚本/アロン・ソーキン
原作/ベン・メズリック著
『facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』(青志社)
出演/ジェシー・アイゼンバーグ
(マーク・ザッカーバーグ)
アンドリュー・ガーフィールド
(エドゥアルド・ザベリン)
ジャスティン・ティンバーレイク
(シェーン・パーカー)
ルーニー・マーラー
(エリカ)
and more
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【広告にも使われたパンフレット】【映画のワンシーン】まずは監督であるデヴィット・フィンチャーの圧倒的な力量。
これは彼の作品(エイリアン3やセブン、ベンジャミン・バトン)
をご覧になった方なら誰もがご存じの「ダークな」演出が生き生きと輝きます。
デヴィット・フィンチャーが彩る「闇」
に混じる人間の欲望がよく描かれています。
*またクラブシーンの音楽選曲(ボリュームも含む)
やサウンドトラックが秀逸なのは
トレント・レズナーと監督の相性が抜群だったからかと。
さて、この作品が持つ時間を忘れるほどに
あっという間にラストシーンへと疾走していく
「ドライブ感」はまさにフェイスブックの最大の特徴である
壮絶な使用時の速度を思わせる点も秀逸。
凄いですよ、あっという間に作品が終わる。
2時間近くの作品だと思いますが、1/4位に感じます。
でも充実度は2~3倍!ソーシャルメディアやITに興味がない方でも
観て損しない作品だと感じています。
ファーストシーン、ザッカーバーグと彼女との対話。
まずはガツンっと物語に引き込まれます。
このシーンはとても重要なシーンなので、
詳細は述べませんがとても心に残っています。
一文でこの映画を表現するなら
「闇の中に浮かぶほの暗い欲望の揺らめき」
とでもいいましょうか。
この意味は作品をごらんになって是非体感してみてほしいです。
ザッカーバーグの欲望はとても純粋で原初的な蒼い炎。
ただただ、純粋に自分が好意を持っている人物に認めてほしい。
その承認の欲求がものすごいスピードで物語を動かしていきます。
彼の欲望が加速すればするほど、
周りの人たちの隠れた欲望が蒼い炎に照らされていきます。
ザッカーバーグの純粋な炎が
大きなうねりとなって周囲の人々の心の奥に隠れた
怪しくもプリミティブな欲望の闇を照らしていく様子は
本当に悲しくも切ない。
私はこの映画で天才の悲哀を感じました。
あなたがもっとも自分の存在を認めてほしい方と
ご一緒に是非映画館で観てほしい☆音響が大切だから☆
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- 2011/01/10(月) 23:57:52|
- 映画
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